損が嫌だから、リスクを取る？

こんにちは。

お父さんアフィリエイター、
はまぞふです。

 

 

 
 

前回の朝のメルマガで
“損失回避性”についてお話ししました。

つまり、“人は損を嫌う”という特性です。

僕の奥さんのエディの話をネタに、
そんな話をしたんですよね。

マイルが消えるとき

実は、人の特性はこの“損失回避性”のほかにもう一つあります。

そして、これらの特性を総称して、

“プロスペクト理論”と呼ばれているんです。

投資の世界ではよく言われている行動心理学です。

 

 

それは、これなのさ。

プロスペクト理論って？

まず、２つの選択があった場合、あなたならどちらを選択しますか？
この選択肢の場合、前回の損失回避性に従えば、当然、

１．必ずもらえる１万円

を人は選択しますよね。

・・・では、

もし、あなたが、

 
 

と意気揚々と２を選び、勝負を挑んで、負けた場合。
 

つまり、１万円の損失を出してしまった場合、
そのタイミングで、ディーラーからこんな勝負を持ちかけられたとします。

ディ(´_ゝ｀)
「それでは敗者復活戦として、ルーレットでもう一つ勝負しましょう。

選択肢は２つです。

私と勝負をしてください。
３０％の確率で出現する赤が出ると、１０万円をお渡しします。
７０％の確率で出現する黒が出ると、３万円をお支払いいただきます。

そしてもう一つは、勝負を降りる場合です。
この場合は、無条件で５０００円を返却いたします。」

 

あなたなら、この選択肢からどちらを選びますか？

・・・実は、多くの人は、これを選択するのです。

 

カイ○(ﾟДﾟ)ﾉ
「もちろん！勝負だ！

３０％の確率で出現する赤を出して１０万円を頂くぜ！」

そうです、迷わず勝負するわけです。

つまり、

通常の状態であれば、リスクを回避し確実に“損”をしない選択肢を選ぶのに、

自分に損失が出ている状態の場合は、リスクを取ってでも、少しでも”利益”が得られる選択をします。

ここで“利益”と言いましたが、詳しく言うと、利益では無くて、
この状態は、

“１万円の損失が出ている状態”ですので、１万円の損失を取り戻すには、
ディーラーと勝負をして、３０％の確率で出現する赤を出す必要があるわけです。

つまり自分がだした１万円の損失を全て取り戻すために、
少しでもリスクのある選択肢を選んでしまうという事ですね。

これは、心理的な価値として、
１万円を貰える価値を１とすると、
１万円の損失の価値は２の価値があると、人は考えてしまいます。

とどのつまり人は、“自分の手持ちが失う事が凄く嫌”というわけです。

ぱちんこやスロット、競馬など、
ギャンブルにハマってしまう人は
だいたいこんな心理状態ですね。

 
 

 

と、こんな気持ちを持つ事で、ギャンブルに挑むというリスクの高い選択をしてしまい、余計に損失を出してしまう。

この
・損失が無い状態ではリスクを嫌う
・損失がある状態ではリスクを取る
・損失した価値が利益の価値よりも高い

これらをまとめて、行動心理学の用語で、
プロスペクト理論と言われています。

この、プロスペクト理論を利用したものが、結構いろんなところで使われています。

例えば、情報商材のレターでこんな文言をよく見かけますよね。

・「全額返金保証します！」
ノウハウを実践しても稼げることが出来なかった場合、返金しますという、
ノウハウが通用しなくても保証してくれると安心させる。
つまり、購入側の損失が無いという事で安心させてくれるというわけです。

・「あと３日で値上げします」
３日以内に購入しないと高い金額で購入しなければならなくなるので、
「今購入しないと損だ！」と思わせてしまいます。
これも、損失を回避したくなる気持ちを利用しています。

・「以前、９０％OFFで販売していた教材を７０％OFFで再販します」
前回間に合わなくて購入できなかった人が、多少値引き率が低くても、通常よりもお得に購入できるという事で、迷わず購入します。こちらは、“損失がある状態でリスクを取る”という心理を応用していると言えます。

 
 

 

でも、アフィリエイターでも使いようによっては使えるんですよね。
例えば・・・、

・「以前、限定特典としてお渡していたものを、特別に特典をしてお渡しします」
別の教材でつけていた期間限定の特典を、特別に付けるというもの。この場合、前回の教材よりも高い教材でも、特典が欲しかった人は購入する可能性があります。

・「販売終了になった教材を無理言って、少しだけ伸ばしてもらえました。購入するなら今のうちです！１週間過ぎると購入できなくなってしまいます。」
販売終了になった教材をアフィリエイターさんが教材販売者さんに無理言って、終了する期間を１週間延ばしてもらい、一時的に購入可能になりました。
こうなったらバンバン購入されます。

毎日毎日、こんなことをしていると、
反応はありませんが、

“ここぞ”という時に、こういう心理学を応用して、
紹介することで反応がガーンと上がる事があります。

あなたも、
 

 

と思ったら、

今回ご紹介した“プロスペクト理論”を
ブログに応用して紹介してみて下さいね。

「損失を取り戻す！！」と思った方、ぽちっとお願いします^^